「このまま学校に行けなかったら、高校に進学できないのではないか。」
不登校の子どもを見守る中で、このような不安を感じているお父さんやお母さんは少なくありません。
特に心配になるのが内申点(調査書)です。高校入試では内申点が評価の材料になるため、「学校に行けていない状態では進学が難しいのでは」と考えてしまう方が多いのです。
結論から言うと、内申点が低くても高校進学の道が完全に閉ざされるわけではありません。
高校にはいくつかの種類があり、それぞれ学び方や入学方法が違います。その中の一つが通信制高校です。
私は高校で15年間教壇に立ち、14回の担任を経験しました。勉強に付いていけず、やむを得ず通信制の高校へ転校する生徒がいました。
またトラブルを起こして退学になり、通信制高校に推薦書を書いてお願いしたこともありました。
この記事では、不登校と内申点の関係、そして進路の一つとして考えられる通信制高校について、元高校教師の視点からできるだけ客観的に整理して解説します。
なお、不登校の子どもの進路に関する全般的な解説を、別記事「不登校の中学生の進路はどうなる?元高校教師が高校進学とその後の選択肢を解説」にて行っています。あわせて見てみると理解が深まるかもしれません。
不登校になると「内申点が足りない」と言われる理由
まず、なぜ不登校になると「内申点が足りない」と言われることが多いのでしょうか。
高校入試では、多くの地域で内申点(調査書)が評価材料として使われます。
内申点は主に次のような要素で決まります。
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定期テストの結果
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授業への取り組み
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提出物
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出席状況
このように、日々の学校生活の積み重ねが評価される仕組みです。
そのため学校に通うことが難しい状態が続くと、どうしても評価がつきにくくなります。
担任の先生としても、評価材料が少ない場合は内申点を付けることが難しくなります。結果として、内申点が低くなってしまう場合があるのです。
ただし、このことが「高校進学ができない」という意味になるわけではありません。
高校にはいくつかの種類があり、評価の方法も学校によって異なるからです。
内申点は、いわば「学校生活の記録」のようなものです。
定期テストの結果だけではなく、授業への参加姿勢や提出物、日々の学習の様子なども含めて評価されます。
そのため、学校に通うことが難しい状態が続くと、どうしても評価するための材料が少なくなってしまいます。
担任の先生も、できるだけ公平に評価しようとしますが、授業への参加や提出物が少ない場合、評価を付けること自体が難しくなることがあります。
その結果として「内申点が低い」という状態になってしまうことがあるのです。
それでも何とかして内申点をあげたい場合は、オンライン家庭教師を検討してみてください。不登校の子どもとの対応など、安心して取り組める体制が整っています。
オンライン家庭教師については、別記事「不登校の中学生にオンライン家庭教師は合う?元高校教師が教える「特性に理解のある指導」の重要性」にて詳しく整理と解説をしています。
内申点が低くても高校進学の道がなくなるわけではない

中学校では、どうしても「高校入試=全日制高校」というイメージが強くなりがちです。
しかし実際には、高校にはいくつかの種類があります。
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全日制高校
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定時制高校
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通信制高校
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高卒認定試験
それぞれ学び方や入学の仕組みが異なります。
全日制高校は、一般的に多くの人が想像する高校です。平日の昼間に学校へ通い、授業を受けます。
一方で、定時制高校は夕方や夜に授業が行われる学校です。
そして通信制高校は、自宅学習を中心に高校卒業資格を目指す学校です。
不登校を経験した生徒の場合、通信制高校へ進むという選択を考慮することがあります。
不登校の生徒が選ぶ高校の進路
「不登校になると高校進学は難しいのではないか」と心配されるお父さんやお母さんは多いと思います。
しかし実際には、高校にはいくつかの種類があり、それぞれ学び方や入学の仕組みが異なります。
不登校を経験した生徒が選ぶ進路としては、主に次のような選択肢があります。
通信制高校
通信制高校は、自宅学習を中心に高校卒業資格を取得する学校です。
レポート提出やスクーリング(登校日)などを組み合わせて単位を取得します。
通学日数が少ない学校も多く、体調や生活リズムを整えながら学びたい生徒に選ばれることがあります。
定時制高校
定時制高校は、主に夕方から夜にかけて授業が行われる高校です。
全日制高校よりも通学人数が少ない学校が多く、落ち着いた環境で学びたい生徒に合う場合があります。
また、働きながら通う生徒もいるため、年齢や背景がさまざまな生徒がいることも特徴です。
全日制高校
不登校を経験していても、全日制高校へ進学する生徒もいます。
私が高校で担任をしていた時、中学校で不登校だった生徒が、楽しく高校学校生活を送れるようになったことがありました。
生徒との面接の中で、生徒が自ら中学生の時の辛い思いを話してくれたことを、よく覚えています。
高校という学校環境が変わったことで、気持ちも考え方も良い方向に変わることもあるのです。
もちろん簡単なことではありませんが、学校や環境との相性によって状況が変化する場合もあります。
高卒認定試験(旧大検)
高校に通わずに、高校卒業と同等の学力を証明する試験として「高卒認定試験」があります。
この試験に合格すると、大学や専門学校の受験資格を得ることができます。
ただし高校卒業資格とは異なる制度であるため、進路によっては注意が必要です。
このように、不登校を経験した生徒でも進路の選択肢はいくつか存在しています。
内申点が低くても通信制高校なら進学できる理由
通信制高校が進路の選択肢として考えられる理由の一つは、入学の評価方法が全日制高校とは少し違うことです。
全日制高校の入試では、内申点と学力試験の結果を合わせて評価するケースが多くあります。
しかし通信制高校では、学校によって入学方法が異なり、書類審査や面接を中心に選考が行われることもあります。
そのため、内申点だけで進学が決まるわけではありません。
もちろん学校によって条件は異なりますが、「内申点が低いから進学できない」と決めつける必要はないのです。
学校の形態が変わることで、学び方が合うようになる生徒も少なくありません。
通信制高校という選択肢
高校にはいくつかの種類があり、その一つが通信制高校です。
通信制高校は、全日制高校とは学び方の仕組みが大きく異なります。不登校を経験した生徒が進学先として検討するケースも多く、近年はさまざまな学校が設立されています。
まずは通信制高校がどのような学校なのか、基本的な仕組みから整理してみましょう。
通信制高校とはどんな学校か
通信制高校は、文字通り「通信教育」を中心に学ぶ高校です。
毎日学校に通うのではなく、自宅学習を中心にしながら高校卒業資格を取得します。
一般的な学習の流れは次のようになります。
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レポート(課題)を提出する
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スクーリング(登校日)に参加する
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テストを受ける
このような仕組みで単位を取得していきます。
学校によって違いはありますが、通学日数は週1日程度の学校もあれば、月に数日という学校もあります。
最近ではオンライン授業を取り入れている学校も増えており、以前よりも柔軟な学び方が可能になっています。
通信制高校は学校ごとに学習スタイルやサポート体制が大きく異なります。
そのため、まずは複数の学校の資料を取り寄せて比較してみることが大切です。
全日制高校との違い
通信制高校と全日制高校の最も大きな違いは、学習スタイルです。
全日制高校では、毎日決まった時間に学校へ通い、同じクラスの生徒と授業を受けます。
これは多くの生徒にとって自然な環境ですが、すべての子どもに合うとは限りません。
一方、通信制高校では自宅学習の時間が多くなります。
そのため、自分のペースで学習を進めることができます。
体調や生活リズムを整えながら学びたい生徒にとっては、負担が少ない場合もあります。
通信制高校に向いている生徒
通信制高校は、次のような生徒に合う場合があります。
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毎日学校に通うことが難しい
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人の多い環境が強いストレスになる
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自分のペースで学びたい
-
生活リズムを少しずつ整えたい
もちろん、すべての生徒に合うわけではありません。
しかし「学校の形が合わないだけ」という生徒にとっては、一つの選択肢になることがあります。
通信制高校のメリットとデメリット
通信制高校は、不登校を経験した生徒にとって検討しやすい進路の一つですが、全日制高校とは学び方や学校生活の形が大きく異なります。
そのため、進学を考えるときにはメリットとデメリットの両方を整理しておくことが大切です。
ここでは一般的に言われているポイントをまとめて紹介します。
ただし、メリットになるかデメリットになるかは、子どもの性格や状況によって変わる場合がありますので、あくまで目安として参考にしてください。
【通信制高校の主なメリット】
| メリット | 解説ポイント |
|---|---|
| 通学頻度が少ない | 毎日学校へ通う必要がないため、体調や生活リズムを整えながら学習を進めることができます。 |
| 自分のペースで学習できる | 自宅学習を中心に進める学校が多く、理解のスピードに合わせて学習を進めやすくなります。 |
| 不登校経験者が多い | 同じような経験を持つ生徒がいる場合も多く、安心して通いやすいと感じる生徒もいます。 |
| 学び直しがしやすい | 中学校までの内容を復習しながら学習できる学校もあり、基礎から学び直すことができます。 |
| 人間関係の負担が少ない | 登校回数が少ないため、先生や同級生との関係で強いストレスを感じにくい場合があります。人間関係の負担が軽くなることで、落ち着いて学習に取り組める生徒もいます。 |
【通信制高校の主なデメリット】
| デメリット | 解説ポイント |
|---|---|
| 自己管理が必要 | 自宅学習が中心になるため、レポート提出や学習の計画を自分で管理する姿勢が必要になります。 |
| 人間関係が希薄になりやすい | 登校回数が少ないため、先生や他の生徒との関係が深まりにくく、孤独感を感じる場合もあります。 |
| 学習が遅れやすい | 学習の自由度が高い分、勉強への縛りが弱くなり、学習のペースが遅れてしまう場合があります。 |
| 費用の負担が大きくなる場合がある | 私立の通信制高校やサポート校を利用する場合、学校によっては学費の負担が大きくなることがあります。 |
| 学校選びが重要 | 通信制高校は学校ごとに学習スタイルやサポート体制が大きく異なります。資料を取り寄せて比較することが大切です。 |
通信制高校にはこのような特徴があります。メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、子どもに合った学び方かどうかを考えることが大切だと思います。
また、通信制高校はすべての生徒に合うわけではありませんが、学校という環境に強い負担を感じている生徒にとっては、無理なく学びを続ける方法になることもあります。
通信制高校は学校ごとに特徴が大きく違います。資料を見て比較してみると、学習スタイルやサポート体制の違いがよく分かります。
気になる学校があれば、まずは資料を取り寄せて確認してみるとよいと思います。
また、不登校の期間が長くなると、「勉強が遅れてしまうのではないか」と心配されるお父さんやお母さんも多いと思います。
自宅での学習方法として、紙の教材よりもタブレット学習の方が取り組みやすい場合もあります。タブレット学習については、別の記事「ADHDで机に向かえない中学生へ|元高校教師が「紙の教材よりタブレット」を勧める3つの理由」で詳しく整理と解説をしています。
通信制高校を考えるときに知っておきたいこと
通信制高校は、全日制高校とは学び方や学校生活の形が大きく異なります。
進学を検討するときには、いくつかのポイントを整理しておくことが大切です。代表的なポイントをまとめると、次のようになります。
【通信制高校を考えるときの主なポイント】
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| 学習スタイル | 通信制高校では、自宅学習を中心に学習を進める学校が多くなります。そのため、自分のペースで学習を進める姿勢が大切になります。 |
| 卒業後の進路 | 通信制高校を卒業すると高校卒業資格を得ることができます。大学や専門学校へ進学する生徒もいれば、就職を選ぶ生徒もいます。 |
| 費用 | 学費は学校によって大きく異なります。公立と私立でも違いがありますので、事前に確認しておくことが大切です。 |
| サポート体制 | 通信制高校は学校ごとにサポート体制が大きく違います。レポート提出が中心の学校もあれば、通学型のサポート校と連携している学校もあります。いくつかの学校の情報を比較しながら検討することが大切です。 |
通信制高校は学校ごとに特徴が異なるため、資料を取り寄せたり学校説明会を確認したりしながら、子どもに合った環境を探していくことが大切です。
不登校と高校進学についてよくある疑問への回答(FAQ)
ここまで、不登校と内申点の関係、そして通信制高校という進路について説明してきました。
しかし実際には、「高校に本当に進学できるのか」「通信制高校はどのような学校なのか」など、まだ気になる点があるかもしれません。
この項目では、不登校の子どもの進路について、お父さんやお母さんが抱きやすい疑問を、できるだけ分かりやすく整理して回答します。
Q. 不登校だと高校受験はできないのでしょうか?
A.不登校だからといって、高校受験ができなくなるわけではありません。
高校にはいくつかの種類があり、それぞれ入学方法や評価の仕組みが違います。全日制高校では内申点が重視されることが多いですが、学校によっては学力試験や面接を重視する場合もあります。
また、通信制高校や定時制高校など、学び方が異なる高校もあります。これらの学校では、内申点だけで進学が決まるわけではない場合もあります。
私が高校で働いていた時に、中学校で思うように学校へ通えなかった生徒が、私の高校へ進学してきたことがありました。
不登校という状況だけで進学の道が完全に閉ざされるわけではありません。高校にはさまざまな学び方がありますので、子どもに合った進路を少しずつ探していくことが大切だと思います。
Q. 不登校だと内申点はどのくらい下がりますか?
A.内申点がどのくらい下がるかは、学校や状況によって大きく異なります。
内申点は、主に次のような学校生活の記録をもとに評価されます。
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定期テストの結果
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授業への取り組み
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提出物
-
出席状況
そのため、学校へ通うことが難しい期間が長くなると、評価するための材料が少なくなり、内申点がつきにくくなることがあります。
ただし、不登校の期間があるからといって、必ずしも極端に低い評価になるとは限りません。担任の先生が、提出物やテストなどをもとにできる範囲で評価している場合もあります。
また、高校入試では内申点だけで合格が決まるわけではありません。学校によっては学力試験や面接を重視する場合もありますし、通信制高校のように入学方法が異なる学校もあります。
そのため、「内申点が低い=高校進学ができない」と考える必要はありません。進路にはいくつかの選択肢があるので、状況に合わせて進路を検討していくことが大切だと思います。
Q. 内申点が低くても通信制高校には入学できますか?
A.通信制高校の場合、内申点だけで入学を決めない学校も多くあります。
全日制高校では、内申点と学力試験の結果を合わせて評価する入試が一般的です。しかし通信制高校では、書類審査や面接を中心に選考が行われる学校もあります。
そのため、内申点が高くない場合でも入学を検討できる場合があります。
もちろん、学校によって入学方法や条件は異なるので、詳しい内容はそれぞれの学校で確認することが大切です。
通信制高校は、自宅学習を中心に高校卒業資格を目指す学校です。毎日通学する形とは違うため、学校生活のスタイルが合う生徒もいます。
進路を考えるときには、内申点だけで判断するのではなく、子どもに合った学び方ができる学校を探していくことが大切だと思います。
Q. 通信制高校へ行くことは恥ずかしくないのでしょうか?
A.通信制高校へ進学することは、決して恥ずかしいことではありません。
高校にはいくつかの種類があり、全日制高校だけが唯一の進学先というわけではありません。通信制高校は、自宅学習を中心に高校卒業資格を取得できる学校として制度的に認められている高校の一つです。
実際に通信制高校には、不登校を経験した生徒だけでなく、スポーツや芸能活動に取り組んでいる生徒など、さまざまな理由で学び方を選んでいる生徒がいます。
高校で生徒たちを見ていると、「学校の形が合うかどうか」は子どもによって大きく違うと感じることがありました。毎日通学する環境が合う生徒もいれば、自分のペースで学べる環境の方が落ち着いて学習できる生徒もいます。
大切なのは、周囲のイメージではなく、子どもに合った環境で学びを続けることです。通信制高校も、そのための進路の一つとして考えることができると思います。
Q. 通信制高校に進学すると、大学進学は難しくなりますか?
A.通信制高校に進学したからといって、大学進学ができなくなるわけではありません。
通信制高校も、必要な単位を取得して卒業すれば「高校卒業資格」を得ることができます。そのため、大学や専門学校の受験資格は全日制高校と同じようにあります。
そして実際に通信制高校から大学へ進学する生徒もいます。ただし、学校によって学習スタイルや進学サポートの体制が大きく異なるため、その点は事前に確認しておくことが大切です。
大学進学を目指す場合は、学校の進学指導を利用したり、必要に応じて塾やオンライン教材などを活用したりしながら、計画的に学習を進めることになります。
大切なのは、どの高校に進むかだけではなく、その後どのように学習を続けていくかという点です。通信制高校でも、自分に合った方法で学習を続けることで大学進学を目指すことは十分に可能だと思います。
Q. 通信制高校は途中でやめてしまう生徒が多いのでしょうか?
A.通信制高校では、自宅学習が中心になるため、学習を続けるにはある程度の自己管理が必要になります。
そのため、レポート提出や学習のペースを保つことが難しくなり、途中で通学が続かなくなる場合があることも事実です。
ただし、これは通信制高校に限ったことではありません。全日制高校でも、学校生活が合わずに途中で転校したり、進路を変更したりする生徒はいます。
また、通信制高校の場合は、学校ごとにサポート体制が大きく違います。通学日が多いコースがある学校や、学習サポートを行う「サポート校」と連携している学校もあります。
そのため、学校を選ぶ際には学習の進め方やサポート体制をよく確認することが大切です。子どもに合った環境を選ぶことで、無理なく学習を続けやすくなると思います。
Q. 通信制高校とサポート校は何が違うのでしょうか?
A.通信制高校とサポート校は、役割が異なる教育機関です。
通信制高校は、学校教育法で認められている「高校」です。レポート提出、スクーリング(登校日)、テストなどを通して単位を取得し、卒業すると高校卒業資格を得ることができます。
一方、サポート校は通信制高校に通う生徒の学習を支えるための教育機関です。レポートの進め方を教えてくれたり、通学型の授業を行ったりして、学習や学校生活をサポートする役割があります。
つまり、卒業資格を出すのは通信制高校であり、サポート校はその学習を手助けする場所、と考えると分かりやすいと思います。
学校によっては、通信制高校とサポート校が連携している場合もあります。学習の進め方や通学スタイルは学校ごとに違うため、進学を検討する際にはそれぞれの仕組みを確認しておくことが大切です。
不登校になると、高校進学や将来についてさまざまな不安が出てくると思います。
しかし、高校にはいくつかの種類があり、学び方も一つではありません。通信制高校を含め、状況に合わせた進路の選択肢があります。
大切なのは、周囲のイメージだけで判断するのではなく、子どもに合った環境を見つけることです。進路は一つではありませんので、焦らず情報を整理しながら考えていくことが大切だと思います。
また進路について検討するのと並行して、家庭学習についても色々な角度から考えてみるのもよいかもしれません。家庭学習に関しては別記事「不登校の子どもの勉強はどうすればいい?元高校教師が教える家庭学習の考え方」にて詳しく整理と解説をしていますので、あわせてご覧ください。
まとめ:進路は一つではありません
子どもが不登校になると、「このままで高校に進学できるのだろうか」と大きな不安を感じてしまうと思います。
特に内申点のことを考えると、「もう遅いのではないか」と感じてしまうお父さんやお母さんもいるかもしれません。
しかし、高校進学の形は一つではありません。全日制高校だけでなく、定時制高校や通信制高校など、学び方の違う高校もあります。
各学校の仕組みが合わないだけで、本来の力を発揮できていない生徒もいます。環境が変わることで、少しずつ学校生活に慣れていく場合もあります。
大切なのは、周囲のイメージだけで進路を決めるのではなく、子どもに合った環境を見つけることです。
焦って結論を出す必要はありません。進路の選択肢を一つずつ整理しながら、子どもにとって無理のない形を考えていくことが大切だと思います。
通信制高校の選び方は、別記事「通信制高校の選び方|元高校教師が失敗しない10のポイントを解説」で詳しく整理と解説をしていますので、あわせて見てみてください。
サイト運営者:元赤点教師
元高校教師(教員歴15年)。進路指導部や各学年の担任として多くの生徒や保護者の相談に関わってきました。子どもの頃は勉強が苦手で赤点ばかりの生徒でしたが、その経験から「勉強が苦手な子の気持ち」がよく分かります。現在は、勉強や学校生活に悩む子どもを持つ保護者の方へ向けて、教育情報を分かりやすく発信しています。また、発達特性(ADHD)や勉強が苦手な子の学習方法について、現場経験をもとに解説しています。私についてはプロフィールで簡単な生い立ちを書いています。
